『世界にひとつの金メダル』日野聡、水樹奈々、逢田梨香子の豪華新録吹き替え版でBSテレ東にて放送!

BSテレ東にて、2021年8月30日(月)夜6:54~放送!

感動の実話を映画化した『世界にひとつの金メダル』!そのBSテレ東新録吹き替え版に参加の、日野聡さん、水樹奈々さん、逢田梨香子さんからのコメントを紹介します!
豪華な声優陣による新録吹き替え版をお楽しみに!

ピエール・デュラン(演:ギヨーム・カネ)
日野聡さん コメント世界にひとつの金メダル
――今回演じられた役について、どういった点が魅力的だと思われましたか?
ピエールは非常に繊細な人物で、けれどもプライドは高くハートは弱い。そのアンバランスな心の機微こそが彼の魅力なのだと思います。
それ故に、逆に強くなるきっかけを掴めた時の成長も大きいのかなと考えます。

――今回のアフレコで、特に演技に力を入れたり工夫したシーンがありましたでしょうか?また、逆に苦労したという部分がありましたら教えてください。
何もかも上手くいかず落ち込んでいたピエールが妻ナディアと口論するシーンがあるのですが、そこは繊細なピエールならではのシーンなので力が入りましたね。
あとは監督に自分の考えや主張を強くぶつけるシーンも気合いが入りました。

――本作のみどころ、視聴者に観て(聴いて)もらいたいところはどこだと思いますか?
みどころとしては、やはり終盤でのピエールと相棒の馬ジャップルーとの信頼が勝ち取る金メダルのシーンですね。この作品では自分ひとりの力だけではなく、共に助け会える、信じ会える関係性を育む事が大切だというメッセージがふんだんに盛り込まれているので、是非そういう所に注目して頂けたら嬉しいです。


ナディア(演:マリナ・ハンズ)
水樹奈々さん コメント世界にひとつの金メダル
――今回演じられた役について、どういった点が魅力的だと思われましたか?
ナディアは、小気味良い冗談を交えながら、ストレートに自分の想いを伝える、明るく聡明でチャーミングな女性。
自身も選手経験があるからこそ、ピーターの苦悩や葛藤に寄り添い、時に活を入れ、時に黙して、彼をサポートする最高のパートナーだと思います。

――今回のアフレコで、特に演技に力を入れたり工夫したシーンがありましたでしょうか?また、逆に苦労したという部分がありましたら教えてください。
低迷が続き、苛立ちを募らせるピエールに活を入れるシーンは特に力が入りました。
本音をぶつけ合いながらも、相手を尊重し、側にいるからこそ悩み苦しんでいるのは同じだということ、(みんな側にいるという意味の)あなたは1人ではない、そして(みんなあなたと同じ気持ちでいるという意味の)あなた1人ではないを、愛を持って伝えられるよう丁寧に演じました。

――本作のみどころ、視聴者に観て(聴いて)もらいたいところはどこだと思いますか?
ピエールがジャップルーと絆を深め、共に勝利を目指すというところはもちろんですが、そこに辿り着くまでにある、ピエールと父・セルジュの関係性に注目していただきたいです。
セルジュは馬術の為に私財を全て注いでいるにもかかわらず、ピエールが馬術を続けても、辞めて弁護士になっても、彼が選んだ道ならばそれを全力で応援したいという、本当に愛の深い人物。
どんなにピエールが悪態をついても、そこに怒りという感情で向き合わず、常に穏やかに、しかし「上手く行かないことを、他人のせいにしてはいけない」という人として大切な部分だけはしっかりと伝え、彼の行く先を静かに照らすやり取りは、とても胸に響きます。
ぜひ、親子の会話にじっくり耳を傾けていただければと思います!


ラファエル(演:ルー・ドゥ・ラージュ)
逢田梨香子さん コメント世界にひとつの金メダル
――今回演じられた役について、どういった点が魅力的だと思われましたか?
とにかく馬を愛していて、仕事に対して熱い情熱を持っているところが素敵だなと思いました。
そして、優しくも気の強い一面を持っていたりするところも存在感があって魅力的に感じました。

――今回のアフレコで、特に演技に力を入れたり工夫したシーンがありましたでしょうか?また、逆に苦労したという部分がありましたら教えてください。
特に意識したのは、馬に対する接し方です。優しすぎず甘やかしすぎず、でもしっかり深い愛情を注ぐような接し方、声の掛け方を意識しました。
個人的に苦労したのは、口笛で馬を呼び寄せるシーンです。私口笛吹けなかったんだ、、と気付かされました。

――本作のみどころ、視聴者に観て(聴いて)もらいたいところはどこだと思いますか?
観て頂きたいところは、何回挫折してもピエールが立ち向かうところ、馬と向き合う所です。
バラバラになったみんなの気持ちがどんどん一つになって目標に突き進んでいく姿に心を打たれました。
そんなところに注目して頂きたいです。



さらに、主人公を支えるキャストを吹き替えした皆様からも新録版のみどころ、聴きどころをご紹介いただきました!

セルジュ・デュラン(演:ダニエル・オートゥイユ)
野島昭生さん
主役ピエールの父親セルジュ役を担当させていただいた私ですが、セルジュは馬術競技が好きで、さらに息子のことも大好きで優しい父親でした。
しかし息子と親子関係がうまくいかず困っていました。
そこで息子を元気づけ、親子の絆を深めたいとピエールと二人で話すシーンは印象に残っています。
実話だけに難しい表現でした。
ところでオリンピックはたくさんの種目がありますが、馬術競技だけが人馬一体となって行う競技で、人と馬に信頼関係がないと成立しないそうです。
聞くところによると、馬はとてもナーバスな動物だそうで、なおさらこの種目は他に類を見ない大変な競技であることがわかりました。
とにかくこの映画は実話を元にした作品で、その上、監督、脚本、主役が皆 馬術の経験者であるので描き方が巧妙で興味深かったです。
私が何か言うよりとにかくご覧になってください。
ヒューマンドラマであることは間違いないですが、きっと馬術競技にも惹かれることでしょう。

アルレット・デュラン(演:マリー・ビュネル)
山像かおりさん
なんといっても、馬の美しさ、躍動感、そして表情の豊かさを見て頂きたい。人間にも勝る細やかな心の揺れ。それらを丁寧に描き出したところにこの映画の製作陣の想いが伝わってきます。馬と人、互いの心を通わせ、信頼しあえたからこそ、得られたメダル。歓喜の瞬間、私も思わず「やった!」と叫んでいました。この気持ち、是非、味わって頂きたいです。

ジョン・レスター(演:ドナルド・サザーランド)
池田勝さん
私が担当したのはドナルド・サザーランド演じるアメリカの大富豪が、障害物馬術の名馬を息子のために買いに来るという短いシーンだったが、そういう場面に名優を起用するという事に感銘を受けた。
みどころは何といっても馬だ。荒々しく、且つ、毛並みの艶々とした馬体。
様々な挫折を繰り返し、主人公と共に雄々しく成長していく姿。
スタンドの熱狂の中、見事に金メダルを獲得するシーンは圧巻だった。

マルセル・ロジエ(演:チェッキー・カリョ)
安原義人さん
馬の演技も見てネ

パトリック・カロン(演:フレッド・エポー)
魚建さん
オリンピックイヤーの今年、その舞台に立つまでの厳しい道のりや怪我など岐路に立たされた時の決断、あるいは周りに期待される喜びと苦悩。
競技は様々あれど馬術を通して選手の心の一端を感じられる作品だと思います。
わたくし魚建も実は乗馬なんぞ嗜んでおりますが、まだまだ知らない馬術競技の裏側も見れて興奮しました!…なんて言いますと、それなりの乗馬経験者と思われるかも知れませんが、残念ながらの万年初心者、乗馬クラブから足は遠のくばかり…でも本作品の収録後すぐ馬たちに会いに行きましたよ~
馬は可愛い!そんな映画です。
どちらかというと乗るより世話する方が好きなわたくしは、馬の世話役のラファエルの気持ちに共感しました。
彼女の馬に対する一途な思いも見どころのひとつです!

フランシス(演:ジョエル・デュピュシュ)
板取政明さん
メダリストともなれば競技に己の人生を賭けていると思いますが、
実際は家族やその周りの人たちも人生を捧げていて、それらを全て背負って挑んでいる。
あらためて『絆』の大切さを考えさせられました。

フレデリック・コティエ(演:アルノー・アンリエ)
佐藤友啓さん
これまでなかなか馴染みのなかった障害馬術という競技ですが、作品を観ていく中で引き込まれ、大会のシーンでは気づいたら手に汗握っていました。
人馬一体となって挑む競技シーンは必見です。
ぜひご覧ください!

ユベール・ブルディ(演:アントワーヌ・ショレ)
吉野貴大さん
馬術競技についてしっかりと描かれているので、こんな風になっているのかと面白く観ていただけると思います。
馬たちが可愛く格好良くて、実際に観に行きたくなること必至です。
メインキャストの先輩方とはアフレコをご一緒出来なかったのですが、本当に豪華なキャストで、視聴者の方々と同じ気持ちで放送が楽しみです。
是非ご覧下さい!

エリック・ナヴェ(演:ブノワ・プティジャン)
赤坂柾之さん
オリンピックイヤーとなった今年、なんとタイムリーなタイトルでしょうか。
観どころとしてはやはり馬術シーン…!
実際に競技している姿は凄い緊張感と迫力です。
人と人、人と馬、様々な形の絆の在り方を感じさせてくれる素敵な作品。
ぜひ、お馬さんたちのお芝居にも注目してみてください!

ジョー・ファージス(演:ノア・ハントリー)
谷内健さん
実話をもとにした真実の物語です。
主人公ピエールは、弁護士から馬術競技の選手へ。
小柄で気性が荒く欠点の多い馬、ジャップルーと共にオリンピックへ向けて練習を積むピエール、そして、馬の息づかいや、一緒にオリンピックを戦っているかの様な臨場感が見所です。
自分は、ジョー・ファージス役を担当させて頂いております。
長編映画ですが、あっという間に感じてしまうくらい物語に引き込まれます。
皆様是非ご覧ください!

ジル(厩務員)(演:ジェフリー・ノエル)
上住谷崇さん
今作の見どころは何と言ってもやはり実際に登場する馬です。
競技中のカッコいい走りやジャンプはもちろんですが、気性が荒く手を焼かせたり騎手の言うとおりに走らないジャップルーの演技はこれが映画であることを忘れさせるほどリアルで引き込まれました。
僕は厩務員のジルの声を担当させていただきましたが、ジルがテレビでピエールの番が来たことを母親のアルレットに伝えに行った時、アルレットが「見ないわ!」と言ってジャガイモの皮をむいていたシーンが可笑しくて印象に残っています。お母さんの方が出場する本人より緊張していて可愛かったです。

依頼人1
露木徳幸さん
登場人物の後ろで小さく流れる競技会場アナウンスなどもしっかりとした台詞があって、競技や場面の吹替演出にこだわりを感じました。
それらも含めて作品・吹替を楽しんで頂けると嬉しいです。

少年4
安國愛菜さん
見所はなんといっても馬です!可愛さ、毛並み、動きの素晴らしさは筆舌に尽くし難いです。
そして主人公がノースタントで障害馬術をやっているというのが大きな見所です!
ジャップルーが成長したことを表すとても素晴らしい屈撓(良い頭の角度)の画が入るのが印象的でした。
監督が元カナダ代表の馬術の選手ということで、馬の魅力がふんだんに詰まった本当に素晴らしい映画です。
馬の息遣い、蹄が障害に当たった時の「コン…」という音、臨場感が物凄いのでヘッドホンやイヤホンでお聴きいただきたいほどです。
そしてすべての台詞に注目していただければ嬉しいです!

息子
橋本雅史さん
ピエールがロサンゼルスオリンピック後の失意の中、父であるセルジュと会話するシーンです。
セルジュが父親のせいにしていては前に進めないということを冷静に諭すのですが、ただ我が子の幸せを想う父親の愛を感じました。
この後、親子の関係はどうなるのか、そして更なる困難の中、ピエールは失意から立ち上がることができるのか、
ぜひ放送をご覧いただければと思います…!

看護師1
米倉希代子さん
とにかく主人公ピエールと若馬ジャップルーが一体となり、障害を飛ぶ越えるシーンがとても美しく感動的です!
ピエールが葛藤や困難に遭い、苦悩しつつも、家族や周りの人に支えられて乗り越えていく姿、
そしてジャップルーとともに金メダルを目指す姿をぜひ見ていただきたいです!

看護師2
桃江トウコさん
この作品のみどころは、なんといっても競技シーンではないでしょうか。
台詞も音楽もなく、ただ馬の地面を蹴る音だけが鳴るシーンですが、人と馬が心を通わせ一体となって飛ぶ姿に、ついつい見入ってしまいます。
また、作品内に散りばめられている『諦めず挑戦する姿』には、心に訴えかけるものがあります。
主人公のピエールがジャップルーと向き合っていく姿はもちろん、周りにいる人たちの、落ち込むピエールに対して厳しい言葉をかけつつも真摯に向き合い健闘する姿に、胸が熱くなりました。
ぜひ、彼らの熱い想いを感じていただけたらと思います。

ソウル実況
細川祥央さん
ソウル実況役を務めさせて頂きました、細川祥央です。
収録してから馬に興味が湧いて馬の動画を見るのが楽しみの一つになりました。
物語は人間ドラマにも引き込まれますがその中心にいる馬に強く心を惹かれました、馬の躍動を感じる競技シーンとその実況をみどころに挙げさせて頂きたいと思います、ありがとうございました。

アナウンス18(ソウル)
小林さとみさん
馬術の障害飛越競技(障害馬術)、今年のオリンピックでご覧になった方も多いのではないでしょうか。私自身この作品に出会うまで馬術競技についての知識がなかったのですが、知れば知るほど奥が深く、人と馬との絆で成り立つ 「人馬一体」とはまさにこの事だと感動を覚えました。
主演のギヨーム・カネは馬術経験者で、なんとスタントや代役を立てずに撮影に挑んだとの事!思わず息を呑むほどの躍動感溢れる競技シーンは必見です。馬の足音や表情にもご注目下さい。
私は今回の新録版で、ソウルオリンピックのアナウンスを吹き替えさせていただきました。ぜひ、観客の歓声とともに会場の雰囲気を味わっていただけたらと思います。
豪華吹き替えキャストで送る新録版、私も放送が楽しみです。ぜひぜひご覧下さいませ!


『世界にひとつの金メダル』ストーリー
子供の頃から父セルジュ(ダニエル・オートゥイユ)の指導の下で障害飛越競技に打ち込んできたピエール・デュラン(ギヨーム・カネ)。大人になったピエールは弁護士の道を選ぶが、久しぶりに足を運んだ障害飛越の競技会で昔なじみのナディア(マリナ・ハンズ)と再会、これを機に馬術への挑戦を再開する。ある日彼が出逢った競技馬ジャップルーは小柄で気性が荒く欠点だらけだが、高い跳躍力と素晴らしい才能を秘めていた。ピエールはジャップルーと心を通わせる少女ラファエル(ルー・ドゥ・ラージュ)を世話係に雇い、ジャップルーをパートナーとして跳ぶことを決意。やがて次々と高い成績を収め、躍進を続けるピエールとジャップルー。しかし、フランス代表として出場した1984年ロサンゼルスオリンピックで大失敗してしまい、ピエールは屈辱に苛まれる…。

BSテレ東 シネマクラッシュ
『世界にひとつの金メダル』

→番組ホームページ
【放送日時】
2021年8月30日(月)夜6:54~8:54
【放送局】
BSテレ東(BS7ch)/BSテレ東4K(4K7ch)
【出演】
ピエール・デュラン(演:ギヨーム・カネ、声:日野聡)、ナディア(演:マリナ・ハンズ、声:水樹奈々)、ラファエル(演:ルー・ドゥ・ラージュ、声:逢田梨香子)ほか
→スタッフ・全吹替えキャストは「話題のふきカエ」で
【監督】
クリスチャン・デュゲイ
【製作年・国】
2013年フランス/カナダ

新録版の制作経緯は…
→ ダークボのふきカエ偏愛録「#66 水樹奈々さんとの初仕事(たぶん)」にて!