ダークボのふきカエ偏愛録

大統領のふきカエ

念願の「007」の新録も果たしたし、テレビふきカエもそろそろ潮時かな… うんにゃ、そうは行きやせん。1クール(3ヶ月)に1本くらいは作らなきゃね!
というわけで懲りないBSジャパン、またしても新録企画を進行中であります。しかも、誰も予想しなかったであろう作品を。
それは… 6月22日(水)夜8時から放送の『大統領の執事の涙』

大統領の執事の涙 [Blu-ray]

実在の人物をモデルに、アイゼンハワー政権からレーガン政権まで、ホワイトハウスで歴代7人の大統領に仕えた執事、セシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)の半生を描いた感動ドラマ。
2013年の賞レースでは、同年公開の『それでも夜は明ける』に票を譲る形で無冠でしたが、全米で、そして日本でもスマッシュヒットを記録しました。
折しも米大統領選たけなわの今、あらためて世に問うわけですが、あえて新録しようと思い立った理由は2つ。

第1の理由は、立木文彦さんのフォレスト・ウィテカーを聴きたかったから。
DVD版の石住昭彦さんのふきカエも味わい深いのですが、何と言ってもウィテカ―は立木さんの持ち役ですからね。ただ、かつて「木曜洋画劇場」の番宣でとことんお世話になった立木さん、最近は各局のバラエティ番組等のナレーションに引っ張りだこで、まるで体が空かない状態。それでも熱烈オファーに応えて、この役ならぜひ、とスケジュールをこじ開けてくれました。

第2の理由は、歴代大統領の役で、意外なスターが次々登場する本作の楽しさを、ふきカエでも再現してみたくなったからです。
さすがは大統領、豪華なメンバーが揃いましたよ。誰が誰かは放送を見てのお楽しみ…と言いたいところだけど、ふきカエルさんには大公開しちゃおうかな。
まずドワイト・アイゼンハワー(ロビン・ウィリアムズ)は、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の先生役が忘れ難い、樋浦勉さん。
リンドン・B・ジョンソン(リーヴ・シュレイバー)は、東地宏樹さん。
ジョン・F・ケネディ(ジェームズ・マースデン)は、綱島郷太郎さん。
リチャード・ニクソン(ジョン・キューザック)は、堀内賢雄さん。
そしてロナルド・レーガン(今年1月に惜しくも亡くなったアラン・リックマン)は、もうこの声しか考えられない、土師孝也さんです。
どーですか皆さん!

また、主人公のホワイトハウスでの同僚、カーター(キューバ・グッディング・Jr)の声で、目下「真田丸」他で大忙しの高木渉さんが『きっと、うまくいく』に続いて参加。もう一人の主役でもある主人公の妻グロリア(オプラ・ウィンフリー)は、唯一DVD版から連投の喜田あゆ美さん。他に土井美加さん、田中完さん、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』組の新垣樽助さん、白石涼子さんなどなど…
どーですか皆さん!

ダークボのふきカエレビュー実は、この稿がアップされるのはアフレコの前なので、以上は予定であります。どんな現場になるか、まだわからないけど… ちょー楽しみだ!

そうそう、この映画には、ジョン・F・ケネディの可愛いお嬢さんが登場します。このお嬢さんが、今は駐日米国大使のキャロライン・ケネディさんなわけで。大使のふきカエも作っちゃうぞ!(オンエア観てくれないかなあ)

これが初の無料放送となる『大統領の執事の涙』、ぜひテレビふきカエでお楽しみください。
なお、前週の6月15日(水)には、新録版『007/慰めの報酬』を再放送します。これで見納め。こちらもお見逃しなく!

 

[作品画像はAmazon.co.jpより]
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