2025年8月8日(金)『ジュラシック・ワールド/復活の大地』公開!吹替版にご出演の楠大典さんインタビュー!!

ジュラシック・ワールド復活の大地

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2025年8月8日(金)より『ジュラシック・ワールド/復活の大地』がいよいよ日本でも公開されます!
主演は、シリーズ初の女性主人公となる、スカーレット・ヨハンソン。さらにアカデミー賞®を2度受賞した名優マハーシャラ・アリと、『ウィキッド ふたりの魔女』のジョナサン・ベイリーが共演。
監督を『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズが務め、脚本には『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のデヴィッド・コープが28年ぶりにカムバックして担当。
陸・海・空の3大恐竜のDNA採取というミッションを引き受けたチームが、最も危険な冒険を開始します!
日本語吹替版も公開される本作、主人公ゾーラが最も信頼する傭兵ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)の吹き替えを担当する楠大典さんに、吹替キングダムがインタビューを行いました!
この超大作に参加する意気込みや見どころ、楠さんが声優を目指したきっかけ等を伺いました!

 
楠大典さんインタビュー
 
 
Q:今作の見どころ、吹替版ではここを聴いて欲しいというところがありましたらお教えください。
 
楠大典さん(以下:楠さん):ネタバレなしだと難しいですね(笑)。新しいシリーズの1本目ということで、やはり見逃せないです。今作も素晴らしい映像です。吹替の収録では、マーティン・クレブス役(ルパート・フレンド)の小野大輔さんとご一緒でしたが、小野さんが普段演じないような役柄を演じられているので、ファンの方もお聴き逃しなく!
 
Q:今回は傭兵という役どころでしたが、吹き替えするにあたって意識した部分はありますか?吹き替えを担当したマハーシャラ・アリさんの印象は?
 
楠さん:吹き替えは、すでにオリジナルで演じている俳優さんがいらっしゃって、そこにアテるものなので、根本的な作品の世界観や、登場するキャラクターを壊さないように、演じる俳優さんの声やトーンを聴きながら、その俳優さんが日本語を話すならどう話すかなということを考えながら演じています。傭兵という役どころより、ストーリー全体を観てから、どう演じるかを決めています。
今回のマハーシャラ・アリさんは、『ハンガー・ゲーム FINAL』『ムーンライト』でも担当させていただいていて、アカデミー賞も受賞されている俳優です。
『ハンガー・ゲーム』の時にもすごい役者さんだなと思いましたし、関わっていきたい役者さんの1人です。僕が吹き替えをしてなくても彼の出演作は観ていきたいです。
楠大典さんインタビュー
 
Q:新たな物語でスタートした今回の『ジュラシック・ワールド』ですが、この人気シリーズについてのご感想はありますか?
 
楠さん:1番最初の『ジュラシック・パーク』から観てきたシリーズですし、子供も大人も恐竜は皆さん好きですよね。映画館の大きなスクリーンで観る作品にふさわしく、映像も素晴らしいです。
設定もDNAを操作して恐竜を復活させてしまうという、本当に出来そうで、本当に出来たら怖いとも思いますが、そういった設定の面白さも含めて、新作が完成したら、これは観たいと思う作品の1つです。
 
Q:(もし広大な土地や施設をお持ちだと仮定して)飼ってみたい恐竜はいますか?
 
楠さん:いないです(笑)。実際に、と考えたら怖いです。どんなに仲良くなっても襲われる危険もありますし、野性動物と人間の共存がどれほど密接に出来るかわからないです。
本当に広大で安全が確保されるならば、(今作に登場する)草食の“ティタノサウルス”なら大丈夫かもしれません。
でもおそらく餌代が大変なことになりますよね(笑)。排出するメタンガスも牛の比ではありません。環境についても現実的なことを言ってしまうと大変です。
楠大典さんインタビュー
 
Q:ここからは少し作品を離れたことを訊かせてください。アニメ作品にも吹替作品にも数多くの作品にご出演の楠さんですが、声優を目指したきっかけをお教えください。
 
楠さん:僕は声優学校には通っておらず、役者として映像や舞台で演じていた際に、当時同じ事務所(サワズカムパニー)で親しくさせていただいた栗田貫一さんが『ルパン三世』役を演じる、となった際に、「僕もアニメに参加させてください」と始めたのがきっかけです。
運が良かったのかもしれません。その作品『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』の音響監督さん(加藤敏さん)が、「この仕事を続けた方がいい」と、すごく勧めてくださって、それから僕のことを他の作品でも起用してくれました。そこから本格的に声優として活動しました。中途半端にしていては無理だと思い、映像や舞台で演じることは止めて、声の方に専念しました。
その最初の『ルパン三世』で鈴置洋孝さんや田中真弓さんとご一緒させていただきましたが、その演技を目の当たりにしたときに、表現の豊富さに衝撃を受けました。知らなかった世界でしたが、これではいけないと感じ、声優に専念することになりました。
 
Q:鈴置洋孝さん、田中真弓さんのすごさを感じたとおっしゃいましたが、これまで、この方の演技に唸らされた、圧倒されたという、声優の方は他にもいらっしゃいますか?
 
楠さん:もう大勢いらっしゃいます。大勢ですが、今作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の吹替版にもご出演の高山みなみさん。最近、高山さんと別の作品でもご一緒したのですが、すごかったです。ロングブレスを使って叫ぶシーンがあったのですが、普通は10秒ぐらいで辛くなってしまいます。だけど、高山さんは、20秒を超えても、うわーっと叫び続けることが出来る。これは普通の人だと無理だと思います。
本当に素晴らしいです。高山みなみさんといえば、もうレジェンド級のレジェンド声優のお一人ですが、洋画の吹き替えで演じても素晴らしいし、女性を演じても、男の子を演じても素晴らしい、声優といえば、高山さん、というような方ですね。
あとは、他にもたくさんいらっしゃるので、お名前を挙げるのが大変なのですが、僕が尊敬している方に平田広明さんがいらっしゃいます。より自然にどのように喋るのか、自然に喋るということが簡単そうで難しいということに気付かせてくれた方です。
お二方とも、本当に素晴らしいと思います。
 
 
尊敬するレジェンド声優についても語っていただいた楠大典さんが、マハーシャラ・アリ演じるダンカン・キンケイド役の吹き替えを担当した『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。
2025年8月8日(金)全国ロードショーです!
ぜひ、劇場の大スクリーンで、吹替版でも、作品をご覧ください!
楠大典さんインタビュー
→ 日本語吹替え版キャストはこちら
 
2025年8月8日(金)全国ロードショー
ジュラシック・ワールド/復活の大地
ジュラシック・ワールド復活の大地

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配給:東宝東和
⇒ 公式サイト jurassicworld.jp
【出演】スカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンド、 マヌエル・ガルシア=ルルフォ、ルナ・ブレイズ、
デヴィッド・ヤーコノ、オードリナ・ミランダ、 フィリッピーヌ・ヴェルジュ、 ベシル・シルヴァン、 エド・スクライン
【監督】ギャレス・エドワーズ
【脚本】デヴィッド・コープ
【キャラクター原案】マイケル・クライトン
【製作】フランク・マーシャル、 パトリック・クローリー
【製作総指揮】スティーヴン・スピルバーグ、デニス・L・スチュワート
日本語吹替版キャスト:松本若菜、岩田剛典、吉川愛、楠大典、小野大輔、高山みなみ、大西健晴、玉木雅士、三上哲、水瀬いのり、小林千晃ほか